改造と乱数調整について
ここでは、よくSNS等で荒れる単語
「改造」と「乱数調整」に関しての解説をしていきます。
改造とはその名の通り、不正にデータを弄って自分の好きなポケモンを作り出すものです。
必要なツールはサイバー◯ジェットという会社から出ている外部ツールが一般的ですが、近年ではスマホアプリでデータを作成し、GTSというゲームのトレードシステムに流す、という事も出来るらしいです。
改造に関しては、私自身もGBA時代に触った事があります。
効果は
・野生で色違いが100%出現
・野生で伝説ポケモン出現
・1回のバトルでレベル100
・個体値6Vが出現
等です。
簡単に言うと
・普段手に入らない、もしくは入手困難な物が簡単に手に入る
・時間がかからない
という所です。
なので、個人でポケモンを楽しんでいて、一切他人と通信をしないという人は別に改造をしてもいいと私は思っています。
そう
そうなんですよ
改造が悪なのは
他人のデータに影響を及ぼす可能性があるから
ただそれだけです。
ゲームのプログラム上でピカチュウが出るように設定されている草むらなのに、伝説のポケモンが出るように改造するという事は、そもそものゲームのルールを捻じ曲げるという事になります。
そうなると、当然ゲームが正常に出来なくなってもおかしくありませんよね。
なので、改造データが自分のソフトに入ってしまった場合、自分のゲームプログラムがおかしくなってしまうかもしれない。
それを好む人はいないでしょう。
だから改造は嫌われます。
対して乱数調整は、改造のように外部ツールを使ってゲームのデータをいじる訳ではなく、プログラムを解析した上で
「希望のポケモンの出現タイミングを把握し、遭遇できるようにする」
という内容になります。
ゲームプログラムの解析という点が賛否両論ありますが、こちらは何より
他人のゲームデータに影響を与えない
という点が明らかに改造とは違います。
では何故こちらも嫌われるのか?
単純に出来ない人の僻みではないでしょうか。
元々乱数調整が発見されるまでは、高個体を狙うにはタマゴの孵化マラソンや色違いを粘る為にソフトリセットをひたすらしていました。
運が悪いと何ヶ月も会えなかったりする事も普通でした。
ただ、これらが乱数調整の発見により大幅な時短が出来るようになりました。
学生等で時間がある方には孵化マラソンの方が副産物色々出来るのでいいかもしれませんが、社会人には凄く助かります。
このように、配信系アイテムを使う伝説色違いも準備だけすれば出せます。
(ちなみに上記はダイパバグ産ではなく、プラチナ産です。
入手には
・メンバーズカード(ダークライ)
・オーキドの手紙(シェイミ)
というゲーム内アイテムが必要ですが、過去に配布されたもののみなので、再入手は不可能です。
中古プラチナを買って、未使用があればゲットできる可能性があります。)
遭遇した年がおかしいのが乱数の証拠ですが、ゲーム内時間をいじっただけでゲームデータをいじった訳ではないので、ゲームプログラムがおかしくなる事もありません。
まとめ
改造も乱数調整も、目的の物を手に入れる手段としては同等です。
しかし、それにより他人のデータに影響を及ぼすか否かが一番重要です。
難易度に関しては
改造は外部ツールの購入が必要だが、そのツールが全て処理してくれるので簡単。
乱数調整はタイミングを合わせる作業がしんどいという人には難易度が高い。一から設定するにはPCが必要。
という感じです。
くれぐれもGTSも含めた他人との通信を行いたい方は改造は利用しないでくださいね。
後、改造で好きなものを出せるようになるとゲーム自体に飽きがきて長続きしません。
せっかくポケモンという素晴らしい作品に触れているのですから、自ら楽しみを奪う行為はしないでおきましょう。